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レーシックの再手術って何?
時には再手術が必要なケースもある
「手術の安全性」という面ではほぼ技術が確立した観があるレーシック。リスクも少なく裸眼でクッキリと世の中が見えるようになる歓びは格別かと思います。
しかし、再手術を受けなければならなくなるケースも可能性としては否定できません。
はっきりとした統計数字はありませんが、受けた方の数%程度の方が再手術を受けていると推定されます。20人〜30人に一人程度の割合だともいわれています。その原因の主なものを3つ上げてみましょう。
1.レーシック術後の視力の低下
一旦視力が回復したにもかかわらず、時間の経過とともに視力が下がり、再び近視に戻ってしまったというケース。
こういったケースの主たる原因は、目の酷使によると推定できます。視力が戻ったからといって、必要以上に目を酷使するのは避けるべきです。定期的に目を休ませたり、睡眠を十分に取るなどのケアが必要です。
ただ、目を酷使しなくても視力が低下する人もいます。また、元々近視が強い方は近視が残ってしまうこともあるそうです。
2.思うように視力が回復しなかった
裸眼でモノがはっきり見えるほど視力が回復しなかったケースです。
その原因としては、手術は角膜をレーザーで削ってフラップを形成する手法なので、やりすぎると修正が効かなくなります。そのためか、比較的限界の手前で手術を終える場合が多いと考えられます。このため、強度の近視の場合は裸眼で生活ができるほど視力が回復しないケースが生まれるのです。
3.固定細胞が再生しすぎた
ちょっと難しくなりますが、仕組みについて簡単に説明します。まず、レーシックは角膜を削る手術です。角膜というのは、実は5つの細胞の層から構成されています。外側から「角膜上皮細胞」「ボーマン膜」「角膜実質層」「デスメ膜」「角膜内皮細胞」と呼ばれ、この角膜実質層を削ります。角膜実質層には、固定細胞と呼ばれる細胞が散在しています。角膜実質層が削られると、この固定細胞がコラーゲン繊維に変わり、角膜実質層が再生していきます。その再生力は個体差がかなりあります。固定細胞の再生力をある程度見越した上で角膜実質層を削りますが、予想を超える再生能力が発揮されてしまうと、結果として視力が戻ってしまうことになります。そして、個々人の固定細胞の再生力をあらかじめ測ることは不可能なのです。このような場合、もう一度手術を行う必要があります。

再手術は無料で対応するクリニックがほとんど
多くのクリニックでは1〜3年間の間は無料で再手術を行うところが多く、その期間が過ぎると有料となるそうです。
手術を受ける際には再手術もありえるということを念頭に置き、数年間の補償が付いているクリニックを選択するといいでしょう。
ただ、時期については手術後は視力が安定しないケースが多いので、最低でも3ヶ月の時間を置くことが必要となります。
そして、再手術を受ける際の条件として、角膜の厚さが十分に残っていることが前提条件となります。その理由はレーシックによる視力回復は、基本的に角膜を削ってフラップを作成する手法だからです。
角膜の厚さが十分に残っていないと、再手術は不可能となります。この場合はメガネやコンタクトレンズで視力矯正することになり、医師との相談が必要でしょう。こういったケースを避けるためには、適合検査で角膜が薄いと分かったら、手術自体を見合わせるという選択肢も考えるべきでしょう。
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